シリアス・問題提起

映画『ロストケア』考察|介護と絆のもつ呪縛〜ネタバレあらすじ感想・評価まで

超高齢化社会の歪みと介護問題をテーマに書かれた同名小説の映画化作品レビュー。納得してしまう自分が怖くなる。
スリラー・SF・アクション

『正体』映画版とドラマ版・ネタバレ!どちらが面白い?〜主役の違いからあらすじ感想評価まで

冤罪テーマの逃亡劇。映画版の横浜流星は日本アカデミー賞で主演男優賞受賞。映画版の演出は藤井道人。個人的推しの監督。4話連続ドラマ化作品と映画化作品のダブルレビュー。
戦争・歴史・時代

『リベリオン・ワルシャワ大攻防戦』ネタバレあらすじ感想評価〜1944年8月ワルシャワ蜂起をポーランド側から描いた戦争映画

悲劇的なワルシャワ蜂起を、抵抗運動に参加したポーランド人の若者たちの目線でVFX技術を使いリアルに描いた作品の感想評価レビュー。戦争映画がリアリティとアート表現のはざまに揺れる。
戦争・歴史・時代

実話映画『戦場のピアニスト』解説ネタバレあらすじラストまで〜なぜドイツ将校はシュピルマンを助けたのか?ホーゼンフェルト大尉のこと

ユダヤ系ピアニスト・シュピルマンの半生を映像化。映画公開後にわかったピアニストを救ったドイツ国防軍将校ホーゼンフェルト大尉の人となりまで徹底レビュー。事実は小説よりも奇なり。
戦争・歴史・時代

『マスターアンドコマンダー』ネタバレあらすじ考察〜英国海洋冒険交響詩

帆船海戦映画レビュー。実に詩的な映画。絵作りからセリフまで、「舞台」を楽しむ姿勢で見ることをオススメ。『Master and Commander』の意味は、18世紀末まで存在したイギリス海軍士官の役職「海尉艦長」の意味
映画の周辺

『午前十時の映画祭15』開催〜2025年上映スケジュールのお知らせ

毎年、過去の名作をデジタル映像で期間限定上映させる『午前十時の映画祭』。2025年も開催。公式サイトではアラビアのロレンス、七人の侍はじめ順次上映作品がお知らせとして告知されるのでぜひチェックしてください
戦争・歴史・時代

感想評価『キャタピラー』ネタバレあらすじ最後まで〜食べて寝て、ポーズ愛国心のグロと銃後の狂気

太平洋戦争中国戦線で負傷、四肢を失い軍神として崇められる久蔵とその妻の物語。監督若松孝二・寺島しのぶ主演。『ジョニーは戦場へ行った』日本版的作品レビュー
ヒューマン・ハートフル

『希望の灯り』考察|あらすじから感想評価まで〜波音が切なく優しく包み込む

『希望の灯り』(In den Gängen)2018年ドイツ映画感想評価レビュー。 舞台は旧東ドイツのスーパーマーケット。主人公は在庫管理係として働き始めた無口な青年。静かだけど雄弁。間合い絶妙。そんな佳作を紹介
戦争・歴史・時代

『十一人の賊軍』ネタバレあらすじ・感想・評価レビュー〜薄っぺらアクションと弩級殺陣混在困ったムービー

脚本家笠原和夫「幻のプロット」を翻案したという幕末アクション時代劇。「寄せ集めの犯罪者たちが砦をまもる、、、」設定はマル。しかし脚本はつめアマ、バイオレンス意味不明、煩い演出、見どころはラス殺陣のみの残念ムービー。
実話・リアリティ

『アルゴ』救出スリラー傑作|ネタバレあらすじ・感想評価レビュー|実話が持つ歯車マジックの妙

イラン大使館占拠事件での大使館員救出劇。畳み掛け絶妙。手に汗必至の刻々スリラーレビュー