『#フォロー・ミー』解説・あらすじ評価レビュー:ラスト想定外な脱出手に汗ホラー

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『#フォロー・ミー』解説・あらすじ評価レビュー:ラスト想定外な脱出ホラー

こんにちは!映画フリークイラストレーターのタクです。『#フォロー・ミー』 は、2020年に公開されたアメリカのホラー・スリラー映画です。監督はウィル・ワーニック。(他には『ESCAPE ROOM』、『Safer at Home』と、タイトルから察するにホラー一直線の監督さんっぽいです。)

この映画は、ユーチューバーが、ヤバそうなリアル脱出ゲームにハマっていく、、、そしてその「ヤバそう」が「檄ヤバマジスプラッターな命がけゲーム」になっちゃうというホラー展開ムービーです。

どうヤバくなっていくのか?『#フォロー・ミー』をレビューしてみます。このレビューはがっちりネタバレがあります。映画を見たい方は、コレ読むと映画の面白さが半減、つまらなくなってしまいます。まずは映画をご覧になってから読んでくださいね。

『#フォロー・ミー』あらすじは?

主人公は、過激な動画でバズってるインフルエンサーのコール(演:キーガン・アレン)。

常に刺激的なコンテンツを求める彼は、友達に誘われて、モスクワの富豪アレクスが主催する「脱出ゲーム」に参加することに。

初めはモスクワで観光客さながら贅沢に遊びまくるコールたち。

しかし、翌日、ゲームが始まると、コールの友人たちが狭い拷問部屋に収監されている。時間が進むにつれ仲間たちに仕掛けられた拷問具が容赦なく責める。

コールはそのゲームがお遊びではなく、コールたちの命を弄ぶゲームであることに気づく。

挙句には、残虐な方法で殺される仲間の様子を目にしたコール。

ゲームは、拷問の様子をオンラインで配信するネットライブ、殺人配信サイトだったのだ。

ロシアン・エスケープゲームは、殺人配信サイトからの脱出へと変貌していく、、、。

感想〜あらすじ結末ラストまで ネタバレあり:映画未見の方は閲覧禁止)

注意:ここから後半は完全ネタバレですので、映画見ていない方は絶対スルーですよ。見終わってからいらしてくださいね。

はしゃぎすぎなインフルエンサーイケイケライフ

「#フォロー・ミー」は、前半は脱出ゲームのスリルとインフルエンサーのイケイケライフをスリリングに描き出し、後半は一転、容赦のないホラー描写の連続で、そのギャップが後半を盛り上げます。

ぼくは前半の「イケイケライフ」はクドいくらいはしゃぎすぎな感じを受けました。

そこは中盤以降のホラートーンを盛り上げるための布石なのかな?それとも監督自身がアンチイケイケライフ派なんで、しつこくやらしく演出したのかな??なんて考えてしまいました。しかし、そのクドさから「観るのやめよう」と思う人もいるんじゃないかな、、、。ぼくはかろうじて途中退席しなかったタイプ。

ネタバレあらすじ結末ラストまで

さて、映画の終盤、コールたちはゲームの主催者によって、文字通り「ゲームの駒」として扱われ、主催者の悪趣味で残酷な罠に次々とブチ込まれます。 助かったと思っていた仲間たちは一人ずつ殺人配信のネタとされてしまい、精神的に追い詰められていくコール。その展開は、観ているこちらの心臓も締め付けられるような、、、。ドキドキハラハラホラーが苦手な人はダメかもしれません。

ラストは、もはやギリギリの精神状態になり、目も定まらなくなったコールが、脱出口の向こうに主催の富豪アレクスを見つけ、めった打ちにして殺してしまいます。しかし、顔を上げるとそこには死んだはずの仲間たちが、、、。そう、脱出ゲームは、仲間たちが仕込んだ「ドッキリカメラ大成功!」的サプライズだった、、、という結末です。

追い詰められたコールが、まさかアレクスをめったうちに殺すとは、、、呆然とする仲間たち。。。気まずい空気が流れて終わるエンディングでした。

ユーチューバーとソーシャルメディアが生み出す世界の虚しさを、これでもかと見せつけてくれました。エンターテイメントの裏に潜む人間の狂気と悪意を描き出した点は素晴らしかったと思います。

『#フォロー・ミー』ぼくの評価は?

『#フォロー・ミー』は、最後まで飽きさせなかったです。ってことは、エンターテイメント作品として成立してたってこと。(好き嫌い抜きで言うならですけど。)

また、現代社会が抱える問題点もズバリと指摘しています。

それは、

ソーシャルメディア時代の闇

「いいね!」の承認欲求に取り憑かれたインフルエンサーの危うさ

そして拝金主義がもたらすクレイジーさ、、、です。

と言うように、この映画は、ソーシャルメディアエンターテイメントの裏に潜む人間の業を容赦なく描き出していると感じました。

ホラー映画としての怖さレベルは結構高いんじゃないかなと思います。特にクライマックスの情け容赦ない展開は、主人公が可哀想になるほど、、、。

ただ、その過激な描写と救いのないストーリー展開は、ぼくはみんなに「見て!見て!」とは言えないかな、、、。

『#フォロー・ミー』がおすすめできるタイプ:スリルと衝撃を求めるホラー映画ファンや「ソウ」系好きのアドレナリン分泌大好きな方にはオススメかな。

『#フォロー・ミー』がおすすめできないタイプ:内臓スプラッタ描写ダメな方や、チェーンソー音嫌いな方、閉所恐怖症の方、バッドエンドが苦手な方には、この映画オススメできないかな。

というわけで、ぼくの評価は3つ⭐️⭐️⭐️です。

コワイ映画をありがとうござました。

『#フォロー・ミー』トレイラー

『#フォロー・ミー』配信先は?

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